Xylocopa buginesica Van der Vecht, 1953 (in Naturalis, Leiden) |
ハナバチ類は花から蜜と花粉を集めて幼虫の餌とするハチの仲間で、送粉昆虫として生態系サービスの観点から近年重要視されています。熱帯アジアでは 1900年代前半にオランダによるインドネシア、イギリスによるマレー半島を中心とした調査が行われ、オランダ国立生物多様性センター(ライデン)や大英自然史 博物館(ロンドン)には膨大なハナバチ類の標本が蓄積されています。本データベースは、今後の熱帯アジアの森林の保護・保全の研究への利用を目的として、 上記の博物館の協力を得て標本画像を撮影し、種情報を付加して構築したものです。
熱帯アジア産ハナバチ類画像データベース(TAB)は、 主として熱帯アジア産のハナバチに関する、画像を含めた種情報のデータベースです。 各レコードには、科名、属名、種名、分布、模式産地、模式標本の所蔵機関、 原記載の出典、同物異名、文献、画像等12項目を収録しています。
TABは、テキストデータベース管理システムSIGMAにより運用されています。
本データベースは環境省環境総合推進費(S-9-2-(8))(代表者:多田内 修)および日本学術振興会の科学研究費研究成果公開促進費(データベース)(代表者:多田内 修)の補助を受けています。
本データベースは、研究・教育用に無料で公開しています。
データの項目とタグは下記の12項目です。
1. | (FTAX) | 科名(亜科名等を含むレコードもある) |
2. | (GTAX) | 属名(亜属名を含むレコードもある) |
3. | (STAX) | 種名または亜種名 |
4. | (DST) | 分布 |
5. | (TYPE) | 模式標本(雌雄) |
6. | (TYPEL) | 模式産地 |
7. | (TYPED) | 模式標本の所蔵機関 |
8. | (DESC) | 原記載の出典 |
9. | (SYN) | 同物異名 |
10. | (REF) | 文献 |
11. | (NOTE) | 備考 |
12. | (IMG) | 画像 |
(FTAX) | Apidae | ||||||
(GTAX) | Xylocopa | ||||||
(STAX) | acutipennis Smith, F., 1854 | ||||||
(DST) | India, Bangladesh, Myanmar | ||||||
(TYPE) | male | ||||||
(TYPEL) | Sylhet | ||||||
(TYPED) | British Museum | ||||||
(DESC) | Xylocopa acutipennis Smith, F., 1854, Cat. Hym. Ins. Brit. Mus. Part II: 355 | ||||||
(SYN) | |||||||
(REF) | Smith,F., Cat. Hym. Ins. Brit. Mus. II: 355. 53, 1854; Smith, F., J. Proc. Linn. Soc. Zool., 11: 393, 1871; Smith, F., Trans. Ent. Soc. London, 1874: 277, 1874; Bingham, Faun. Brit. India Incl. Ceylon & Burma,Hym. 1: 537, 1897 | ||||||
(NOTE) | |||||||
(IMAGE) | Female | Male | |||||
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本データベースの標本画像は、オランダ国立生物多様性センター(ライデン)、および大英自然史博物館(ロンドン)の協力を得て、撮影しました。C. van Achterberg博士(ライデン)、Frederique Bakker氏(ライデン)、David Notton氏(ロンドン)のご協力に感謝いたします。
本データベースの著作権は、昆虫学データベース作成グループ (代表:多田内修、編集:多田内修・三田井克志、画像撮影:多田内修、システム管理:井上仁・上塘深)に帰属します。
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