簡易指定検索では、キーワードと(必要に応じてその項目名)の単純な論理演算(AND/OR/BUT NOT) によりデータベースを検索することができます。
図1は、簡易指定検索の初期画面です。
図2では、 項目学名にあるAndrena (Larandrena) echizenia Hirashimaというキーワードと 項目科名にある Andrenidaeというキーワードを含むレコードを検索しようとしている例です。
画面では、2番目のキーワードの項目名をプルダウンメニューから設定しようと しているところです。
検索が終了すると、図3 のような検索結果一覧画面が表示されます。
検索結果を表示するには、詳細の矢印リンク(→)リンクをクリックすると検索結果が表示されます。
図4は、検索結果を表示させた画面です。
詳細指定検索では、キーワードと(必要に応じてその項目名)と論理演算子、比較演算子、 算術演算子から構成される複雑な論理式を複数個、同時に検索することができます。
図5は、詳細指定検索の初期画面です。 詳細指定検索では、簡易指定検索と同様にキーワードや項目名を指定する欄と、 検索の対象とするファイルを指定する欄と、それ以外にキーワードを組み合わせた 論理式を指定する欄があります。
図6では、 Z1として項目学名に現れるキーワードAndrena、 Z2として項目科名に現れるキーワード Andrenidae 、 Z3として項目原著者にあるHIRASHIMAを指定している例です。 更に論理式を、Z1.Z2 (Z1かつZ2)、Z1.Z2.Z3 (Z1かつZ2かつZ3)、 Z1.(Z2,Z3) (Z1かつ(Z2またはZ3))、Z1.Z2.^Z3 (Z1かつZ2かつ(Z3でない))と指定しています。 このように、論理式を複数指定して同時に検索することが可能です。
検索が終了すると、図7 のような検索結果一覧画面が表示されます。
検索結果を表示するには、項目の詳細にある矢印リンク(→)をクリックすることにより、検索結果が表示されます。
図8は、検索結果を表示させた画面です。
論理式は、キーワード(必要に応じて項目名)や論理式や整定数を、 論理演算子(","(OR), "."(AND), "^"(NOT))、 比較演算子("<", ">", "<=", ">=", "<>")、 算術演算子("+", "-", "*", "/")、 括弧("(", ")")と組み合わせて作ることができます。
論理演算子は次のように解釈されます。
A,B | 1 (A > 0 または B > 0 のとき) | 0 (そうでないとき) |
A.B | 1 (A > 0 かつ B > 0 のとき) | 0 (そうでないとき) |
^A | 1 (A ≦ 0 のとき) | 0 (そうでないとき) |
各演算子の優先順位とその意味は次のように与えられています。
優先順位の数値は小さいものほど優先されます。
演算子 | 優先順位 | 意味 |
---|---|---|
* | 1 | 乗算 |
/ | 1 | 除算 |
+ | 2 | 加算 |
- | 2 | 減算 |
= | 3 | 等しい |
<= | 3 | 以下 |
>= | 3 | 以上 |
< | 3 | より小さい |
> | 3 | より大きい |
<> | 3 | 等しくない |
^ | 4 | ではない |
. | 5 | かつ |
, | 6 | または |